カート

ログイン

会員登録

検索

メニュー

閉じる

【新潟の桃】主力品種や県内の主な産地をご紹介!

【新潟の桃】主力品種や県内の主な産地をご紹介!

新潟県は、日本有数の米の生産地です。その一方で、美味しい桃の産地としても知られています。特に、信濃川や中之口川の流域は肥沃な土壌が広がり、豊かな自然に恵まれています。新潟県は自然の恵みを活かし、米作りだけでなく、甘くてジューシーな美味しい桃を生産しているのです。

この記事では、そんな新潟県の桃の特徴やおすすめの品種、県内の主な産地などについて詳しく紹介します◎

新潟県は日本で有数の桃産地

新潟県の桃の生産量は、年間約1,900トンで、全国シェアでは約1.6%を占めています。生産量ランキングでは第7位となっており、例年トップ10にランクインするほどの生産量を誇ります。

また、新潟県の桃は2021年から2022年にかけて生産量が増加傾向にあることも注目されます。新潟県では、桃の生産振興を図るために、「ポット大苗育苗」という技術を開発し、早期収穫を目指す取り組みを行っています。この技術により、定植1年目から収穫が可能になるなど、生産性の向上が期待されています。

新潟県内の主な産地

新潟県における桃の主な産地は、信濃川や中之口川の流域に集中しています。特に以下の5つの地域が有名です。

  
地域名 特徴
新潟市南区白根地域 白根地域は新潟県内で最も桃の出荷量が多い地域です。
新潟市南区月潟地域 月潟地域も古くから桃の栽培で有名な地域の一つです。
新潟市西蒲区 西蒲区も主要な桃の産地として挙げられています。
加茂市 加茂市は信濃川流域に位置し、桃の栽培が盛んです
三条市 三条市も信濃川流域の肥沃な土壌を活かして桃の栽培が行われています。

これらの地域は主に信濃川や中之口川の流域に位置しており、肥沃な土壌と夏場の長い日照時間を活かして桃の栽培が行われています。

また、新潟県の桃は7月上旬から9月中旬まで約2ヶ月半にわたって10品種以上がリレー出荷されており、品種の豊富さも特徴の一つです。

栽培の特徴

ここからは、新潟県の桃栽培の特徴について紹介します。

気候や土壌の特徴

新潟県内の主な桃の産地は、信濃川や中之口川の流域に位置しています。この地域には、肥沃な土壌が広がっており、川から運ばれた豊富な栄養分を含む土壌は、桃の木の育成に最適です。

また、夏場の日照時間が長いのも新潟県の桃作りの特徴です。桃の成熟期である7月から9月にかけての日照時間が長いことから、糖度が高く、甘い果汁をたっぷりと含んだ桃が育っています。

このように、信濃川流域の肥沃な土壌と夏場の日照条件が、新潟県産の美味しい桃作りを支えています。

生産者の取り組み

新潟県の桃生産者は、品質向上のため様々な取り組みを行っています。

まず、収穫時期を分散させることで、長期にわたり新鮮な桃を出荷できるよう心がけています。品種ごとの収穫適期をずらしたり、同じ品種でも標高の異なる栽培環境を用意したりしています。

また、高品質な桃を消費者に届けるため、早もぎを避け、光センサー選果システムを導入して糖度、熟度、着色を1玉ずつ測定・選別しています。さらに、新しい栽培技術として、「シンプル栽培」という方法が開発され、若木から収量が多く、管理作業も軽減された栽培方法が導入されています。

これらの取り組みにより、新潟県では美味しくて高品質な桃を安定して出荷できているのです。

主力品種とその特徴

ここからは、新潟県の桃の主力品種と、それぞれの特徴を見ていきましょう!

八幡白鳳

八幡白鳳は、新潟県を代表する主力品種の桃です。この品種の最大の特徴は、果肉が柔らかく、果汁がたっぷり含まれていることです。食べると、口の中に広がる上品な甘みとジューシーな味わいが楽しめます。熟した八幡白鳳は、果肉から果汁が零れ落ちるほどみずみずしく、しっとりとしたくちどけです。

日之出白鳳

新潟県の主力品種の一つ、日之出白鳳は、その味わいが特徴的です。果肉のキメが細かく滑らかで、なめらかな舌触りを楽しむことができます。また、日之出白鳳は甘みが強いのが大きな魅力です。日照時間が長い新潟の気候条件を生かした、上品な甘さが口いっぱいに広がります。

白根白桃

新潟県の主力品種の一つに、白根白桃があります。この品種はパリッとした食感が特徴的な、硬い桃です。一口かじると、リンゴのような歯ごたえと共に、フレッシュな甘みが口いっぱいに広がります。果肉は硬めながらも、滑らかな舌触りで果汁をたっぷりと含み、甘みも十分に感じられる上質な味わいが魅力です。

新潟県の桃の旬

新潟県では、主力品種ごとに収穫時期が異なります。新潟県の桃は、7月上旬から出荷が始まる早生の白鳳をトップバッターに、8月にはあかつき、白桃と続き、晩生の白根白桃まで、様々な品種が入れ替わりながら旬を迎えていきます。

約2ヶ月半にわたって、次々と登場する新潟県自慢の桃たちは、時期ごとに食べ比べを楽しめるのも魅力の一つといえるでしょう。

まとめ

新潟県は自然の恵みを活かした桃の産地であり、信濃川や中之口川流域の新潟市南区、加茂市、三条市が主な産地となっています。

新潟の桃は、信濃川流域の肥沃な土壌と夏場の長い日照時間に恵まれた環境で、生産者の手間暇かけた栽培により、上品な甘みと豊かな香りが特徴的な味わいを実現しています。

新潟の桃の旬は、7月上旬頃からはじまります。時期ごとに異なる旬の品種を食べ比べて、ぜひお気に入りを見つけてみてください!

また、新潟県の美味しい桃はJAえちご中越のオンラインサイト「JAえちご中越|中越さんちょく・華むす日」で購入できますので、ぜひチェックしてみてくださいね◎

一覧へ