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県下有数の生産地 三条・加茂地域で信濃川の恵みに育まれた梨は、とっても甘くてジューシー。糖度の高さだけでなく形・大きさにもこだわった「天果糖逸(てんかとういつ)」ブランドを掲げるJAえちご中越から、選び抜かれた梨をお届けします。

FEATURES

JAえちご中越の梨

FEATURE

1

知る人ぞ知る 名産地

信濃川の下流域に位置する三条市・加茂市は、新潟県有数の梨の産地として知られています。信濃川は長野県に端を発する日本最長の河川であり、大昔から氾濫を繰り返してきました。その度に人々や農作物は大きな被害をこうむりましたが、川の流れが運んだ肥沃な土壌が堆積し、夏季の日照時間の長さや昼夜の寒暖差といった好条件が揃っていることから、果樹の一大産地として発展したのです。

知る人ぞ知る 名産地

FEATURE

2

最新鋭の選果ライン

生産者が収穫した梨は、JAの選果場にて光センサーでひとつひとつ検査されます。糖度だけでなく、熟度や果実内部の障害などの内部品質を高精度に判定していきます。また、ひとの目による検品に加え、すべての果実をカメラで撮影して傷や形、色づきもチェックし、一定の基準をクリアしたものだけが出荷されます。

最新鋭の選果ライン

FEATURE

3

最高品質「糖鮮確実」

年間約3,000トンの梨を出荷するJAえちご中越。その中でも最高等級品にあたる「糖鮮確実(とうせんかくじつ)」は、糖度13度以上というハイレベルな基準をクリアした、全体の5%に満たない特別な梨です。みずみずしく、濃厚な甘みをお楽しみいただけます。

最高品質「糖鮮確実」
Q.

1. 新潟県の和梨の産地はどこですか?なぜ美味しいの?

A.

お米をはじめ、果物に野菜と、様々な農作物の宝庫、新潟県。実は梨のかくれた名産地でもあります!
その歴史は江戸時代にさかのぼり、江戸幕府に献上されたこともあると言われるほどお国自慢の代物であったとか。
新潟県での主な産地は、新潟市江南区・南区・西蒲区・北区、加茂市、三条市ですが、ではなぜそんなにも美味しい梨ができるのでしょうか?
それは、信濃川や阿賀野川の豊富な水源と栄養豊富な土壌、夏の強い日差しと昼夜の寒暖差といった新潟の気候風土が、みずみずしく甘さとシャキシャキとした食感の美味しい梨をそだてあげるからです。
また梨栽培の歴史は古いため、県内で栽培している梨の種類は数多くありましたが、時代の流れとともに「幸水」「豊水」が主流となり、新潟独自の品種は減ってしまいました。
しかし、平成に入り新潟県は、農家の方々の「新潟オリジナルの品種」を作りたい!という熱意に動かされ、約15年の歳月をかけて新潟県オリジナル品種「新美月」と「新王」が誕生しました。
「新美月」は濃厚な甘さと爽やかな酸味とのバランスが秀逸な品種で、「新王」はスイーツのような濃厚な甘さと力強い食感として、双方ともに人気のある品種に成長しました。

Q.

2. 新潟県の和梨の代表品種は?

A.

新潟県では、様々な種類の梨を育てています。梨の栽培面積の多いもの、また平成生まれの新星の品種についてご紹介します。

1.幸水(96.4ha)
「幸水」は、生産量1位を誇る人気品種で、「豊水」、「新水」と共に「梨の三水」と呼ばれています。みなさんが梨といって思い浮かべるのがこの幸水なのではないでしょうか? 幸水は「菊水」と「早生幸蔵」の交配により、農研機構果樹研究所で誕生し、昭和34年に品種登録されました。 果皮には赤梨特有のつぶつぶ模様が多く見られますが、熟すと茶褐色に染まるだけでなく、やや黄緑がかっているものも多くあります。また甘さの中に程よい酸味が感じられ、梨らしい爽やかな風味を感じられるのが特徴です。果汁もたっぷり含まれており、残暑の季節に嬉しいみずみずしい食感も楽しめます。 8月上旬~中旬にかけて旬の時期を迎え、9月ごろまで楽しむことができるので、暑中見舞いや残暑見舞いのギフトとしてぜひお送りしてみてください!

2.新高(78.5ha)
「新高」は、新潟県オリジナル品種「天の川」と「長十郎」の交配により1927年に生まれた古い品種で、全国でも「幸水」「豊水」に次ぐ人気のある梨です。 1個あたりの大きさは、なんと1kgを越えるものもあるほど。贈答用としても人気のある品種です。 果肉は柔らかい食感で、ジューシーで酸味が少なく甘いという特徴があります。 出荷時期は10月上旬~10月下旬で秋の運動会やピクニックなどにもってこいの果物です!

3.新興(71.6ha)
「新興」は新潟県オリジナル品種で、1941年に新潟県農事試験場で品種登録されました。 涼しいところに置いておけば1ヶ月近くもつほど貯蔵性が高く、店頭では10月中旬~1月まで出回る晩生品種なので、お正月にも楽しめる梨としても有名です。 ジューシーでシャキッとした食感と、甘さと酸味のバランスがよいので、いくらでも食べられてしまう品種です。

4.新美月(2.5ha)
「新美月」は平成25年に品種登録された新潟県オリジナル品種で「おさ二十世紀」と「豊水」の交配から生まれました。 栽培出荷が新潟県の生産者に限られるため、希少価値の高い品種です。 「新潟」生まれで、濃厚な甘さと酸味のバランスが良く「美味しい」く、日本梨を「月」にたとえて命名されました。 丸々とした形と太くて長い軸が特徴で、収穫期は9月中~下旬です。新美月の甘い中にある適度な酸味が、夏の暑さに疲れた体を癒してくれそうですね!

5.新王(1.9ha)
「新王」は新美月と同時に品種登録された新潟県オリジナル品種で、親品種も新美月と同じく、「おさ二十世紀」と「豊水」の交配から誕生しました。 こちらも生産者が限られるため、希少価値の高い品種となります。 日本梨の中でもトップレベルの甘さと言われていて、スイーツのような甘さと力強い食感は、まさに王者そのもの。 果皮に大き目の果点とゴツゴツした手触りが特徴で、収穫期は9月下旬~10月上旬です。 スイーツの秋にぴったりの梨です。

Q.

3. 和梨・中国梨・洋梨の違いは何ですか?

A.

梨には「洋梨」「和梨」「中国梨」の3種類があります。 一般的に梨と言われて思い浮かぶのは、国内での流通量も多い和梨かと思いますが、新潟県は、「西洋なし県」と言われるほど、西洋なしの栽培が盛んで全国第3位(令和3年)の約103haあります。 一方で中国梨は、一見洋梨のような見た目をしていますが、味わいは和梨によく似ているそうです。ここでは、新潟県を代表する洋梨についてご紹介いたします。

ル・レクチェ(1.9ha)
「ル・レクチェ」はフランスが原産の洋梨で、明治36年頃に新潟県に最初に導入され、甘くとろけるような食感と芳醇な香りから、「西洋なしの貴婦人」とうたわれ、現在では新潟県を代表する特産品として人気が高まっています。 ル・レクチェの栽培は、新潟県白根市に住む農家、小池左右吉氏がフランスから苗を取り寄せたことからはじまりました。
栽培方法がかなり難しく多くの手間がかかるため、実は原産国のフランスでもあまり作られていないません。
しかし研究を重ね、次第に栽培方法が確立されていき、現在ではその味わいや食感が評判となり新潟県を中心に広まってきています。
ル・レクチェは洋梨の中でも果皮にサビが少なく、艶のある美しい見た目が特徴です。熟すと鮮やかなブライトイエローに色付き、店頭に並んでいる姿はパッと目を引きます。
糖度は16度以上と非常に高く、上品でまったりとした甘みを感じられます。果肉は緻密で口当たりが良く、ザラつきのない滑らかな食感を持ち合わせています。
収穫は10月下旬から11月にかけて行われ、洋梨の中では晩生といわれています。また洋梨は追熟が必要な果物なので、ル・レクチエも同様、1カ月程の追熟が必要なので、食べ頃の旬を迎えるのは11月下旬頃となります。市場には、11月下旬から12月中旬頃にかけて出回っています。
お歳暮・クリスマス時期にしか出会うことができない貴重な品種なので、販売と同時にすぐ売り切れてしまうこともあるほど!
見かけたらぜひ購入してみてくださいね◎

Q.

4. 新潟県の和梨の旬の時期はいつですか?

A.

「幸水」「豊水」「二十世紀」等の新潟県の主力品種の出荷は8月下旬から9月にピークを迎え、続いて「新高(にいたか)」などに引き継がれ、10月下旬まで出回ります。その後は「新興(しんこう)」を年末まで楽しむことができます。

Q.

5. 梨を注文するときの注意点・コツはありますか?

A.

美味しい梨の選び方をご紹介します。

1.軸が太く、ふっくらとした形をしているもの
軸が太いのは、木から栄養をしっかりと吸収した証拠だそうです。また、ふっくらと幅広の形をした梨を選ぶと、甘くて美味しい梨である可能性が高いといわれています。
2.果皮にハリがあり、ずっしりと重たいもの
果皮にハリがあり、重みがある梨は、果汁がたっぷり含まれているといわれています。同じくらいの大きさの梨であれば、手に取って重さを比べてみましょう。ずっしりとした重みを感じる梨を選べば、ジューシーで美味しい梨が食べられるはずです。
3.赤梨の場合、果皮のザラつきが少ないもの
赤梨の果皮を触ると、ザラザラとした手触りを感じることがありますが、これは「果点コルク」と呼ばれるものです。果点コルクは完熟が近づくとだんだん薄れ、果皮のザラつきが少なくなります。