カート

ログイン

会員登録

検索

メニュー

閉じる

【新潟県産梨】人気品種や新品種の特徴と旬を徹底解説!

【新潟県産梨】人気品種や新品種の特徴と旬を徹底解説!

新潟県は、日本有数の良質な米の産地として知られています。一方で、美味しい梨の名産地としても全国的に評価が高いのをご存知でしょうか。

新潟県は、梨栽培に適した気候と土壌に恵まれた環境にあり、江戸時代から梨の名産地として名高い地域です。豊かな自然に育まれた新潟県産の梨は、糖度が高く大玉で、時期ごとに様々な品種が収穫されています。

このように新潟県は、米作りと同様に梨作りにも長い歴史があり、質の高い梨を生産する名産地なのです。この記事では、そんな新潟県の梨の旬や人気品種について詳しく紹介します◎

新潟県の梨栽培の特徴

新潟県は、江戸時代から梨の名産地として知られており、その歴史は古くから続いています。当時から、新潟県の気候風土が梨作りに適していたことが評価されていました。

特に以下の点が、新潟県の梨作りに適していると言われています。

項目 内容
気候 日照時間が長く、昼夜の温度差が大きい内陸性気候
土壌 排水性に優れた砂質土壌が多い
用水 豊富な水資源を有する

このような恵まれた環境のおかげで、新潟県産の梨は香り高く、甘みと酸味のバランスが取れた上品な味わいが特徴となっています。江戸時代から受け継がれた、梨作りへのこだわりと技術の蓄積により、新潟県は現在も日本を代表する梨の産地として名を馳せています。

新潟県産梨の旬と人気品種

新潟県では、様々な梨の品種が栽培されており、それぞれの収穫時期が異なります。8月から11月まで様々な品種をリレーし、長期間美味しい梨を楽しめるのが特徴です。

幸水は8月中旬から収穫が始まり、9月にかけて旬を迎えます。一方の秋麗やあきづきは9月から収穫が始まり、10月が旬の時期となります。王秋や二十世紀は10月から11月にかけて収穫され、旬を迎えるのが遅い品種です。

ここからは、新潟県産梨の人気品種の旬と、それぞれの特徴について詳しく紹介します。

8月の梨人気ランキング

※2024年8月のデータ

幸水:8月上旬~

「幸水」は新潟県を代表する梨品種の一つです。「豊水」、「新水」と共に三水とも呼ばれ、全国的に高い知名度と人気を誇ります。梨の中では比較的小ぶりなサイズですが、果肉は緻密で多汁、甘みと酸味のバランスが良く、上品な香りが特徴です。収穫できる期間が短いので、旬を逃さないよう注意しましょう。

秋麗:8月下旬~

「秋麗」は、新潟県を代表する青梨品種です。青梨とは、幸水や新高などの赤梨と違い、表面にザラザラがなく、緑がかった黄色い果皮をしています。味わいは赤梨に比べさっぱりとしており、独特の爽やかな香りが楽しめます。秋麗は青梨の中でも酸味が少なく、頬張ると口の中で甘い果汁が弾け、豊かな風味を残します。

豊水:9月上旬〜

「豊水」は、梨の中でも香水と並ぶほど生産量の多い品種で、全国的に広く栽培されています。
色や形は幸水とよく似ていますが、幸水よりも大ぶりで、食べ応えがあります。果肉は柔らかく、たっぷりと果汁を含んでいてジューシーです。
甘みを強く感じられますが、その中にほのかな酸味もあり、後味はすっきりとしています。

あきづき:9月上旬~

「あきづき」は、月のようにまん丸で美しい外観から「秋に実る満月」という意味を込め、その名が付けられた人気品種です。手に持ってみると、ずっしりとした重さがあり、果汁と緻密な果肉がたっぷり詰まっていることが分かります。柔らかく滑らかな食感と共に、梨特有の甘みが強く感じられ、一度食べたら忘れられない美味しさです。

二十世紀:9月上旬~

「二十世紀」は、シャリっとした独特の食感と爽やかな風味が楽しめる青梨品種です。甘みと酸味のバランスがよく、いくらでも食べられそうな飽きない美味しさが魅力です。甘過ぎずさっぱりと食べられるため、老若男女を問わずおすすめの品種です。

新高:10月上旬~

「新高」は、新潟県で生まれた主要品種の一つです。交配に新潟県の「天の川」という品種が使用されており、新潟県の系譜を継ぐ品種といわれています。梨の中でも大ぶりで、平均的なサイズでも約800gを超えます。果肉は柔らかく舌触り滑らかで、口いっぱいに広がる上品な甘みが特徴です。非常に食べ応えがあり、家族みんなで楽しめる人気品種です。

王秋:11月中旬~

「王秋」は、十分な甘みの中に優しい酸味が加わり、上品な味わいです。緻密で繊維が少なく柔らかな果肉からは甘い果汁が溢れます。また、長期保存も可能なため、長く楽しめる品種です。

新潟県産梨の新品種

ここからは、新潟県産梨の新品種を2つ紹介します。

新美月:9月上旬~

新美月は、2013年に新潟県で誕生した新品種の梨です。収穫時期は9月中旬から下旬にかけてと、梨の最盛期にあたる時期に出回ります。濃厚な甘みと酸味のバランスが良く、サクッとした歯触りで、誰からも愛される端麗な味わいです。さっぱりとした果物や二十世紀が好きな人から高評価を受けています。後に残る風味がとても良く、暑さが残る残暑にピッタリな美味しさです。

新王:9月中旬~

新王は、新美月と同時期に開発された新潟県産梨の新品種で、ゴツゴツとした独特の形状が特徴的です。まるでスイーツのような強い甘みと、ザクッとした歯ごたえがあり、これらの存在感ある食味から「新王」と名付けられています。

まとめ

新潟県は、美味しい梨の産地として、伝統ある人気品種から新品種まで様々な種類の梨を数多く生産しています。

中でも主力となっているのは、赤梨の代表格ともいえる「幸水」や、新潟県で誕生した「新高」などです。どれも甘みと果汁がたっぷりで、一口頬張ると幸せな気持ちになれる美味しさを持っています。

また、新品種としては「新美月」「新王」などがあり、今後の新潟県産梨に注目が集まります。気候風土に恵まれた新潟県ならではの、様々な個性的で美味しい梨をこれからも期待できそうですね◎

JAえちご中越のオンラインサイト「JAえちご中越|中越さんちょく・華むす日」では、新潟県の美味しい梨を購入することができます◎鮮度抜群で、美味しい梨をぜひチェックしてみてください!

一覧へ