枝豆の茹で方はこれ!塩加減・茹で時間・下処理、保存方法まで

枝豆の茹で方はこれ!塩加減・茹で時間・下処理、保存方法まで

旬の枝豆は、新鮮なうちに茹でて食べるのが最もおすすめの食べ方です。また、茹で方にもコツがあり、正しい下処理のやり方や茹で時間をおさえておくことで、その美味しさを最大限に引き出すことができます。

この記事では、そんな枝豆の上手な茹で方について紹介します。さらに、冷凍枝豆の扱い方のポイントや、美味しさを長持ちさせる保存テクニックも併せて紹介しますので、ぜひ最後までチェックしてくださいね◎

枝豆の茹で方のコツ

早速、枝豆の上手な茹で方について見ていきましょう!

おいしく茹でる、下準備

適切な下処理をすることで、枝豆がより美味しく茹で上がります。お湯を沸かしている間に、以下の手順で下処理をしましょう。

  1. 枝付きの場合は、枝から切り離します
  2. サヤの両端を包丁やキッチンバサミで切り落とします
  3. 枝豆をボウルに移し、塩小さじ2と水小さじ1を加えてよく揉み込みます
  4. 流水で洗い流したら完了です

こうすることで、余分な産毛や汚れが落ちると同時に、アクも抜くことができます。またサヤの両端を切り落とすことで、枝豆にしっかりと塩味が付きやすくなります。少し手間かもしれませんが、食べた時の食感や風味が格段に良くなりますので、ぜひ試してみてください◎

気になる塩加減や茹で時間は?

枝豆を茹でるときの塩加減と茹で時間は、美味しさを引き出す上で重要なポイントです。

一般的には、茹でる水に対して3〜4%の塩加減が目安とされています。分かりにくい場合は、水1リットルに対して塩大さじ2杯(約40g)を加えると、ちょうど良い塩加減になります。

茹で時間は、枝豆の鮮度や大きさによって異なりますが、3~6分程度が目安となります。茹で過ぎると味や風味が落ちるので、不安なときは枝豆を1つ口に含んで茹で加減を確認しましょう。豆の中心部までしっかりと火が通っていれば茹で上がりです◎

枝豆を茹でる流れ

では、いよいよ枝豆を茹でていきます。茹でるときの手順は、以下を参考にしてください。

  1. 鍋に水1リットルを入れて沸騰させ、塩を大さじ2杯加えます
  2. そこに下処理した枝豆を投入します
  3. 再沸騰したら少し火を弱め、3~6分茹でます
  4. 均一に火を通すため、落とし蓋をするか、時々お箸で混ぜます
  5. 全体が鮮やかな緑色になり、香りが立ってきたら一つ味見します
  6. 中まで火が通っていれば、ザルにあげます
  7. お好みで塩を振って完成です

茹でたての枝豆は、ほくほくとした食感と共に旨みと甘みが口いっぱいに広がります。暑い夏の夜に冷たいビールと一緒に頬張れば、まさに至福の味わいです◎

枝豆は水から茹でる?沸騰してから?

枝豆を茹でる時、水から入れるのか、沸騰してから入れるのかで迷う方も多いのではないでしょうか。ここでは、この迷いへの基本の考え方をお伝えします。

基本は沸騰してから入れる

枝豆は基本的には、沸騰したお湯に入れる、と覚えておくのがおすすめです。一気に加熱することで、鮮やかな緑色と食感を残しやすくなります。先ほどの手順でも、沸騰してから枝豆を入れる方法をご紹介しました。

水から茹でる場合は、沸騰後の時間で調整する

一方で、水から茹でることももちろんできます。お湯が沸騰するのを待っている手間が省けるため、忙しい時にはこちらの方法が重宝するかもしれません。水から茹でる場合は、沸騰してから2分ほどを目安に加熱してください。

食感を残したいなら、茹ですぎに注意する

枝豆は茹ですぎると、水っぽくなってしまったり、風味が落ちたりしやすくなります。また、茹で上がった後は水にさらさずザルにあげて冷ますのがおすすめなので、少し硬めかなと思うくらいであげておくと、予熱でちょうど良い食感に仕上がります。

茹でると栄養を逃すってほんと?枝豆の栄養を逃しにくくするコツ

枝豆は栄養豊富な食材ですが、茹で方によっては風味だけでなく栄養が失われやすくなることもあります。おいしさと栄養を保ちながら調理するための、加熱方法や冷まし方のポイントをお伝えします。

茹で過ぎない

長時間茹でると、ビタミンB1などの水溶性の栄養が流れ出やすくなります。そのため、必要以上に加熱せず、適切な茹で時間で仕上げることが、風味と栄養を保つためのポイントといえます。

茹でたあと水にさらしすぎない

枝豆を茹でた後、色止めのために冷水にさらす方法もありますが、長時間さらしてしまうと、茹で時間と同様、水溶性の栄養が流れ出やすくなります。色良く仕上げたい場合は、大きめのザルにあげる、うちわで冷ますといった方法で代用するのがおすすめです。

栄養を気にするなら蒸し茹でもおすすめ

枝豆の風味や栄養を最大限残したい、という場合には、少量の水で蒸し茹でにするのがおすすめです。下処理をした後に、セイロを使って蒸したり、フライパンに少量の水を加え蓋をして蒸す方法などがあります。

水に触れる時間が短いため、栄養を逃しにくく、枝豆本来の甘みを楽しむことができるはずです。

枝豆に含まれる栄養についてさらに知りたい方は、こちらの記事もあわせて読んでみてください◎


枝豆の保存方法と日持ち

ここからは、枝豆の保存方法と日持ちについて紹介します。

生の枝豆は冷蔵保存

収穫後の新鮮な生の枝豆は、早めに下処理をした上で冷蔵保存するのがおすすめです。

下処理は以下の手順で行います。

  1. 枝付きのまま水洗いして汚れを落とす
  2. 枝からさやを外し、濡れたまま新聞紙で包む
  3. ジップロックに入れてしっかりと空気を抜く
  4. 冷蔵庫の野菜室に入れて保管する

濡れたまま新聞紙で包み、乾燥を防ぐことで鮮度が長持ちします。新聞紙がない場合は、キッチンペーパーで代用することもできますよ。また、枝豆は冷気に弱いので、冷蔵庫ではなく、冷えすぎない野菜室で保管するのがおすすめです。

この方法で、枝豆の美味しさをキープしたまま2~3日ほど保存することができます。それでも日持ちは短めなので、できるだけ早く食べるよう心がけましょう。

茹でた枝豆は冷凍保存

茹でた枝豆の賞味期限は短いため、長期保存したい場合は冷凍するのがおすすめです。冷凍保存すれば、1ヶ月ほど日持ちします。

冷凍保存の手順は以下の通りです。

  1. 茹でた枝豆を水に一旦浸けて冷ましておく
  2. 水分をよく切る
  3. ジップロックなどの密閉袋に入れて空気を抜く
  4. 冷凍庫に入れて保管する

このように密閉し、空気に触れないようにすることが、美味しさを長持ちさせるコツです。茹でたての枝豆はとても熱いので、うちわで扇ぐか、冷風に当てるなどして粗熱をしっかりと取ってから扱ってくださいね。

解凍する際は、自然解凍か電子レンジで解凍するのが一般的です。夏場なら、常温に数時間ほど置けば食べられる状態になりますよ。解凍後は早めに調理し、長時間放置しないよう注意しましょう。

上手に冷凍保存すれば、収穫時の新鮮な味わいが長く楽しめますよ◎

冷凍枝豆・むき枝豆を茹でるなら?

冷凍枝豆は、晩酌のおつまみやおやつ、料理での活用など、何かと便利ですよね。冷凍の枝豆やむき枝豆は、サヤのついた生の枝豆とは加熱時間や扱い方が少し異なります。ここでは、市販の冷凍枝豆やむき枝豆に加え、自宅で生のまま冷凍しておいた枝豆をおいしく解凍するポイントを紹介します。

冷凍枝豆は、加熱済みか未加熱かを確認する

冷凍枝豆には、すでに加熱済みの状態と、未加熱のまま冷凍された状態があります。加熱済みなら自然解凍や短時間の温めで十分ですが、未加熱の場合はしっかりと火を通す必要があります。市販の冷凍枝豆は加熱済みの商品であることがほとんどで、基本的には自然解凍や流水解凍、電子レンジでの軽い加熱だけで食べることができます。

一方で、稀にある未加熱の市販品や、自宅で生のまま冷凍した枝豆の場合は、しっかりと火を通す必要があるため加熱時間を長めにする必要があります。

以下に、それぞれの冷凍サヤつき枝豆の加熱時間の目安をまとめます。

加熱方法 市販の冷凍枝豆 自宅で生のまま冷凍した枝豆
自然解凍 常温で1〜2時間 NG(加熱が必要)
流水解凍 流水で3〜5分 NG(加熱が必要)
電子レンジ 600W 約1分〜1分半 600W 約3分〜3分半
お湯で茹でる 沸騰したお湯に入れ約1分 沸騰したお湯に入れ約4〜5分

加熱済みの枝豆は、長く加熱すると風味や食感が落ちやすくなってしまうため、商品パッケージの加熱目安などをよく確認するようにしましょう。

むき枝豆は短時間で火が通る

サヤから実が出された状態のむき枝豆は、サヤつきの枝豆よりも短時間で火が通ります。沸騰したお湯に入れて1分半〜2分ほどを目安にしてください。むき枝豆も、風味や食感が失われやすくなってしまうため、加熱し過ぎないようにしましょう。

冷凍庫から出してすぐに熱湯に入れると、実が膨張し皮にシワが寄ることがあります。気になる場合は、使う量をあらかじめ冷凍庫から出しておき、冷蔵庫や室温、流水などで少し解凍してから加熱するのが最善です。

料理に使う場合は、解凍だけでよいこともある

加熱済みの商品なら、自然解凍や流水解凍だけでサラダや和物にそのまま使うことができます。また、炊き込みご飯やかき揚げ、パスタの具材など、しっかりと加熱する料理に使う場合は、未加熱のものでもそのまま利用できます。

再加熱のし過ぎは風味などが落ちやすいため、パッケージの表示を確認し、どのくらい加熱するかに合わせて投入タイミングを調整するのがおすすめです。

枝豆を使ったアレンジレシピ

枝豆はシンプルに茹でて塩を振る手が止まらなくなる美味しさですよね。ただ、たくさんあると「さすがにそのままだけでは食べ切れないかも…」なんてことも。

そこでここからは、枝豆を最後まで飽きずに楽しむための、アレンジレシピをご紹介します。もちろん、冷凍のむき枝豆を活用して作っていただくこともできます。

枝豆ご飯

  • 調理時間: 約35分(米の浸水時間・炊飯時間を除く)
  • 費用目安: 約400円

【材料 2人前の分量】

  • 米 2合
  • 枝豆 サヤ付きの場合:約150g/むき実の場合:約70g
  • 塩 小さじ1

【作り方】

  1. 米は研いで水気を切り、2合の目盛りまで水を入れて30分浸水させます。
  2. サヤ付きの枝豆の場合は、加熱してサヤから取り出しておきます。
  3. 米が浸水できたら、塩小さじ1を加えて混ぜ溶かします。
  4. 最後に枝豆を上に広げて炊飯器で炊きます。
  5. 炊き上がったら、全体を底からさっくりと混ぜ合わせて完成です。

炊き上がりに酒大さじ1/2を全体に振りかけて少し蒸らすと、酒のコクと風味がプラスされます。とてもシンプルなレシピですが、新鮮な旬の枝豆を使った枝豆ご飯は、素材の味がしっかり楽しめます。

枝豆のパリパリチーズ焼き

  • 調理時間: 約15分 
  • 費用目安: 約200円

【材料 2人前の分量】

  • 枝豆 サヤ付きの場合:約200g/むき実の場合:約100g
  • スライスチーズ 2枚
  • 粗挽き黒こしょう 小さじ1/2

【作り方】

  1. サヤ付きの枝豆の場合は、加熱してサヤから取り出しておきます。
  2. 枝豆の薄皮を取っておきます。
  3. フライパンにスライスチーズを1枚ずつ並べ、1の枝豆をのせ、弱火で加熱します。
  4. 片面に焼き色がついたら火からおろし、粗挽き黒こしょうをかけて完成です。

薄皮を剥くとより口当たりが上品に仕上がりますが、そのままでもおいしくいただけます。食べやすいサイズに切り分ける際は、温かいうちに包丁で切ると綺麗に切れますよ。枝豆は薄皮を剥いていますが、気にならない方はそのままでもおいしくいただけます。温かいうちに包丁で切ると綺麗に切れますよ。

枝豆の天ぷら

  • 調理時間: 約15分 
  • 費用目安: 約200円

【材料 2人前の分量】

  • 枝豆 サヤ付きの場合:約160g/むき実の場合:約80g
  • 小麦粉 大さじ3
  • 水 大さじ4
  • 塩 少々
  • 揚げ油 適量

【作り方】

  1. サヤ付きの枝豆の場合は、加熱してサヤから取り出しておきます。
  2. 小麦粉と水を混ぜ合わせ、枝豆をキッチンペーパーで水気を拭き取ってから入れ、混ぜます。
  3. 揚げ油を熱し、2の枝豆をスプーンで一口サイズに落として揚げます。
  4. 揚がったら取り出して油を切り、熱いうちに塩をふり、お皿に盛り付けます。

揚げ油は170℃が適温です。天ぷらは揚げたてが一番美味しいので、食べる直前に揚げるのがおすすめです。

まとめ

新鮮な枝豆は、シンプルな塩茹でにすることで、本来の旨みや風味を存分に堪能できます。茹でるときは、下処理や塩加減、茹で時間などのポイントをおさえ、枝豆の美味しさを最大限に引き出しましょう。茹でた枝豆は、冷めてから冷凍保存すれば解凍後も新鮮な味わいを楽しめます。生の枝豆は、冷蔵保存で2~3日が目安となるため、購入したら早めに茹でましょう。

このように、適切な下処理と茹で方、保存方法を守れば、枝豆の美味しさを損なうことなく楽しめます。旬の枝豆を手に入れた際は、ぜひお試しください◎

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