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【越後姫徹底ガイド】味わいや外観などの特徴から選び方まで解説!

【越後姫徹底ガイド】味わいや外観などの特徴から選び方まで解説!

新潟県は日本有数のいちご生産地として知られ、なかでも「越後姫」は特に人気の高いブランドいちごです。越後姫は食味と品質の良さから全国のいちごファンに人気で、新潟県を代表する特産品にもなっています。

この記事では、そんな越後姫の味わいや外観などの特徴について紹介します。また、選び方のポイントや保存方法、おすすめの食べ方もあわせて紹介しますので、ぜひ最後までチェックしてくださいね◎

越後姫とは

越後姫は、新潟県園芸試験場で育成され、平成8年に品種登録されたいちごです。交配に用いられた品種は、「ベルルージュ」と「女峰」を掛け合わせた選抜系「5/6-996」と「とよのか」です。農林水産省の品種登録に至るまで、新潟県園芸試験場で長年にわたり育種が続けられてきました。

形が整っており、甘みが強く、酸味も程よくあることから、高い評価を受けて商品化が決定し、"可憐でみずみずしい新潟のお姫様のようだ"という由来から、その名が付けられました。以来、新潟県を代表するブランドいちごとして全国的に親しまれるようになりました。

越後姫の特徴

ここからは、越後姫の特徴について詳しく紹介します。

味わいや外観

越後姫は、外観が美しく鮮やかな赤色をしています。また、果実は均整の取れた円錐形で、大きさは一粒20~30gほどのものが多く大粒です。果肉は非常に柔らかくジューシーで、一粒頬張ると口の中いっぱいに甘酸っぱい果汁が弾けます。味わいは甘みが強く芳醇で、酸味の少ない上品な後味が特徴です。

このように、見た目の美しさと味の良さが両立している点が、越後姫の魅力といえるでしょう。色鮮やかな外観と、口に含んだ時の芳醇な香りとみずみずしさ、そして上品な甘みをぜひ堪能してみてください。

旬の時期

越後姫の旬は、1月から5月頃までといわれています。越後姫は低温でゆっくりと栽培されるため、寒い冬から春にかけて収穫されます。夏場の高温期には旬を迎えません。 2月から4月にかけての最盛期は、甘みが増し風味が最も良くなる時期です。この期間が一番味わい深く、食べごろとなります。

一方で、5月以降は次第に夏への移り変わりとともに味が落ちてくるため、越後姫の旬は終わりを迎えます。越後姫を味わうなら、1月から5月の間、特に2月から4月が絶品の味わいを堪能できる旬の時期といえるでしょう。

産地

越後姫は、新潟県が誇るブランドいちごです。主な産地は以下の通りです。

産地 特徴
新潟市 県内でも有数の主要産地。旬の時期に市場に多数出荷される。
三条市 生産量が多く、県内随一のいちご産地。三条市場で取引される。
長岡市 中山間地の適地で生産。高級スーパーへの出荷が多い。
上越地方 寒冷な気候を活かし、高品質のいちごを生産する。

新潟県は日本海に面した寒暖の差が大きい気候で、いちご栽培に適した環境にあります。特に冬場の低温期間が長いため、甘みが凝縮された高糖度のいちごが生産されるのが特徴です。新潟県では、こうした気候条件を活かして高品質のブランドいちごづくりに力を入れています。

新潟県内8市町村にまたがり、豊かな自然に恵まれたJAえちご中越では、旬の時期になると、新潟県内の契約農家から収穫された新鮮な越後姫をいち早く販売しています。県内で大切に育てられた美味しい越後姫を逃さずゲットしたい人は、ぜひチェックしてみてくださいね◎

越後姫の選び方

新鮮な越後姫を選ぶポイントは、形、色、香りです。

  • 形:形が整っていて、きれいな円錐形が理想的です。縦に長すぎず、横に広がりすぎていないものを選びましょう。また、ヘタ(芯)の付け根もしっかりしているものが良いでしょう。
  • 色:鮮やかな真っ赤な色が特徴的ですが、熟れ過ぎると色が落ちてきます。まっ赤な鮮やかな色合いで、ツヤがあり光沢のあるものを選びましょう。
  • 香り:いちごらしい甘酸っぱい香りが漂うものが新鮮な証です。香りが弱いものは避けた方が良いでしょう。

このように形、色、香りのバランスが整っているものを選ぶと、甘みと酸味の絶妙なバランスを楽しめます。

越後姫の保存方法

越後姫は果肉が非常に柔らかく、いちごの品種の中でも日持ちしにくい部類に入ります。できるだけ新鮮な状態で保存するためには、以下の点に気をつける必要があります。

  • 購入後は冷蔵庫で保存する:冷蔵庫の野菜室や低温室に入れて、できるだけ低温を保つことが重要です。
  • 通気性の良い容器で保存する:密閉すると果実が傷みやすくなります。通気性のある容器やパック、ふんわりとラップをかけるなどの方法がおすすめです。
  • 早めに食べきる:購入後3〜4日が目安です。日持ちが短いのが特徴なので、なるべく早めに食べきるようにしましょう。

以上のように、購入後は冷蔵保存に加え、通気性のある容器に入れて、早めに食べきることをおすすめします。特に暖かい時期に常温で置くと、すぐに果肉が劣化して風味が落ちてしまうため、必ず冷蔵庫で保存してください。

越後姫の食べ方

ここからは、越後姫の食べ方について紹介します。

まずは生でそのままで味わう

越後姫は新鮮な状態でそのままいただくのが、その芳醇な甘みと上品な香りを存分に楽しめる最高の食べ方です。

先ほど紹介したポイントに注目しながら新鮮な越後姫を選び、食べる1~2時間前に冷蔵庫や氷水で冷やすと、より美味しくいただけます。また、いちごはお尻側の果肉が最も甘いので、ヘタ側から順に食べ進めていくと、口の中にいつまでも越後姫の甘みが残り、余韻を楽しむことができますよ。

新鮮な越後姫の美味しさは、そのとろけるような甘さと上品な香りの調和にあります。生の状態でいただくことで、その芳醇な味わいを存分に堪能できるはずです。

美しい外観を生かしてスイーツの飾りつけに活用する

越後姫のイチゴは外観が鮮やかな真っ赤な色をしており、形も整っています。そのため、デザートなどのスイーツの飾りつけに活用するのにぴったりです。

例えばケーキの上に生のまま盛り付けるだけでも、彩りが映えて華やかな仕上がりになります。また、パフェやパンケーキにトッピングすれば、見た目の印象が格段にアップします。

スイーツの種類 飾りつけ例
ケーキ 上部にトッピングしたり、カットしてスポンジの間にサンドする
パンケーキ 生クリームなどと一緒に飾り付ける
ムース 器に盛り付ける際に添える

このように、越後姫の美しい外観を上手に活用することで、家庭でも本格的な見た目のスイーツが作れます。味と見た目を両方堪能できるのが、越後姫の魅力の一つですね。

ジャムに加工して風味を長く楽しむ

越後姫は生のままではあまり日持ちしませんが、ジャムに加工すれば、その豊かな風味を長期間楽しめます。ジャム作りは、簡単な調理法で自宅でも挑戦しやすいためおすすめですよ。

越後姫を使ったジャムの材料と作り方は、以下の通りです。

【材料 2人前の分量】

  • いちご 300g
  • グラニュー糖 180g
  • 水 100ml
  • レモン汁 大さじ1

【作り方】

  1. いちごは洗ってヘタを取り、半分に切ります。
  2. 鍋にいちご、水、レモン汁を入れて中火にかけ、沸騰したら弱火にして10分煮ます。
  3. グラニュー糖を加えて混ぜ、再び沸騰させたら弱火で20分煮詰めます。
  4. アクを取りながら、とろみがつくまで煮詰めます。
  5. 火から下ろし、熱いうちに清潔な瓶に詰めて冷まします。

手作りの越後姫ジャムは、味わい深く上品な風味が特徴です。パンに塗ったり、ヨーグルトにかけたり、お菓子作りにも活用できます。一度手作りしてみると、越後姫ジャムの魅力に夢中になるかもしれません◎

まとめ

新潟県が誇るブランドいちご「越後姫」は、その上品な甘さと香り、そして美しい外観が特徴的です。

旬の時期は1月から5月頃で、特に最盛期となるのが2月から4月にかけてとなっています。この時期の越後姫は甘みと果汁をたっぷりと蓄えており、最も美味しく味わえます。店頭で購入する際は、形が整っていて、鮮やかな赤色と良い香りがするものを選びましょう。

またJAえちご中越のオンラインサイト「JAえちご中越|中越さんちょく・華むす日」では、現地に行かなくても越後姫が購入できますよ♪

保存は冷蔵庫がおすすめですが、果肉が柔らかいので日持ちは短めです。生でそのままはもちろん、スイーツの飾り付けやジャムにも活用できます。

新潟県を代表するこの逸品を、ぜひご賞味ください◎

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